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ニコチンは毛細血管に吸収されて作用します。口腔粘膜、鼻腔粘膜、肺、皮膚のいずれからも吸収されます。また、ニコチンは煙にして吸い込む方法では極めてよく吸収されるため、数秒後には全身に達します。喫煙による体の反応のうち、気道への刺激以外の急性症状はほとんどニコチンによるものになります。ニコチンが体に及ぼす影響としては、末梢血管の収縮と血圧の上昇、心拍数の増加があります。末梢血管の収縮は手や足の血流量の減少をひきおこし、体温を下降させます。また、ニコチンによる血管の収縮と血圧の上昇は血管の内側の壁にダメージを与えます。ダメージを受けた血管はLDLコレステロール(悪玉コレステロール)を取り込みやすくします。さらにニコチンの作用によってLDLコレステロールを変性させ、動脈の壁に浸透しやすくします。
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