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2006年12月13日更新


イコット

港南せんきょフォーラム2006(Part2)


異文化の人々との関わり 共生・選挙」




 

講師:角井 信行 さん(JICAシニアボランティア)

日時:平成18年11月1日(水)13:30〜14:30

場所:笹下中学校

2006年2回目の「せんきょフォーラム」は、主に南米で仕事をされてきて、退職後はJICAシニアボランティアとして南米ボリビアに行かれた経験のある角井 信行さんに、異文化の人々との関わりや共生・選挙についてお話をしていただきました。

講師写真
南米でさまざまな経験をお持ちの角井さん。
就職をして始めて海外赴任を命じられたときは、言葉も判らず飛行機の乗り継ぎなど大変苦労をしたという経験も語ってくれました。
南米の歴史・日本とのつながり

角井さんが赴任していた南米の国ペルーは、かつてインカ帝国として高度な文明を持ち、栄えていました。そこへ現れたスペイン人に支配された歴史があります。

ペルーでは1990年に日系のフジモリ大統領が選出されて、それまでひどいインフレに苦しんでいた経済を立て直し、安定させました。

また、同じ南米のボリビアには戦前・戦後をとおして日本から移民が渡りました。その多くは生活向上や夢を求めて海を渡りましたが、日本の高度成長期以降の移住者はライフスタイルの多様化により、ボリビアにおける生活に魅せられて定住している人が出てきつつあります。
ペルーと日本の投票率の違い

ペルーでの選挙の投票率は90%以上です。政治に対する関心が高いということもその理由の1つですが、次のような理由もあります。

ペルーの人は一人ずつ身分証明書を持っていて、投票に行った人はその身分証明書に判を押してもらいます。もし、投票に行かなかった人が役所で何か手続きをする用事があっても、選挙の判が押されていないということで、罰金を支払わないと行政サービスを受けられないそうです。

また、ペルーでは字が読めない人がいるため、選挙では投票用紙に名前を記入するのではなく、候補者の写真に印をつけるやり方で投票をするそうです。日本とは投票率も含めて随分違いが有ります。

下のグラフは日本の投票率の推移(衆議院議員総選挙での横浜市の投票率)です。平成17年の選挙でも投票率は高かったとは言え68.04%で、ペルーの投票率とはずいぶん差があります。

●衆議院議員総選挙 (平成8年以降の数値は小選挙区のもの)
衆議院議員総選挙 (平成8年以降の数値は選挙区のもの) 衆議院議員総選挙
衆議院議員総選挙 衆議院議員総選挙

その他の横浜市で行われた選挙の投票率はこちら

★☆★講演を聞いた生徒からの感想★☆★
1年生
 今までは選挙について知っていることもあまりなくて、関係していないと思っていました。ですが、今回の話を聞いてそれは違うと思いました。まだ、20歳になっていないので完全に選挙を理解したわけではないのですが、大人になったら国のことを考えて、ちゃんと選挙に協力したいと思います。
1年生
 ペルーのインカ帝国の文化のことやスペインがペルーを征服したことなど、とても興味を持ちました。フジモリ大統領のことは、ニュースなどで聞いたことはあったけど、こんなにもペルーの人を大切にしていたことがよくわかりとてもよい人だと思いました。
1年生
 選挙はとても大切なことだと思った。字が書けなかったり読めなくても、写真を見れば投票できるという工夫はよいと思いました。私はまだ投票にいけないけど、選挙の大切さがわかりました。20歳になったら投票しにいこうと思います。(前ペルー大統領)フジモリさんのことがよくわかりました。とても貴重なお話を聞かせていただいてありがとうございました。
2年生
 私は他国に対する関心があるので、スペインとインカ帝国の違いや、お金の話などとても面白く感じられました。同時に悪い大統領がいたことや征服されたり征服したりしていた国があったこともよく分かり、複雑な気持ちです。最初に話してくださった角井さん自身のお話も興味深かったです。それから他の国に比べどれだけ日本の人々が無責任なのかも分かり、自分自身一人だけのことしか考えない大人にはなりたくないし、日本が変わるようにしたいです。
2年生
 最初のお話の外国へ行くことの苦労や大変さなどがすごくリアルで、聞いていて自分も行ってみたいけれど、英語を話せて聞けるようになってからにしようと思いました。人生のうちで私はどれくらい外国へ行ける機会があるのかと思うと今からできることをできるだけがんばろうと思いました。
2年生
 投票や選挙のことはまだまだ先のことだと思っていたので、この講演会で自分たちにとても大事なことなんだと思えるようになりました。長い時間ご説明いただきありがとうございました。
2年生
 日系人初の大統領になったアルベルトフジモリと、前大統領の行った事があまりにも違うので、私たちひとりひとりの投票はすごい意味のあることなんだと思った。フジモリ大統領は前大統領のせいで上がった物価をがんばって下げたのは本当にすごいと思った。角井さんの「前の大統領は国民のうちの豊かな10%のために政治をしたが、フジモリさんは貧しい90%の人のために政治をした。」という言葉が印象に残った。
2年生
 人は何でもできると思う。20歳になってからも夢をひたすら探し続けたいと思います。僕は今テレビが好きで、テレビに関わる職に就きたいと思っています。今日の講演で、夢へまた一歩近づけた感じです。今はまだ実現のためのいろいろなことを学べていないので、全て揃ったときに夢がかなったらいいなと思います。もし無理でも、あきらめず、その夢を追っていきたいと思います。
3年生
 最初、講演会の前にせんきょフォーラムの紙をもらったとき、様々な国へ行っている人なんだと分かり、また、「中南米の近代史」が載っていたので難しい話になるのかと思っていました。でも講演が始まると最初は英語が話せなくてとても困ったことなど、自分が恥ずかしいと思っていたことを話してくださったのが良かったです。文字を読めない人が実際いることや、そういう人たちはどうやって投票するのかなど、選挙のよいところだけでなく、悪いところや大切さについて国の事情を含めて教えてもらって良かったです。
3年生
 今日の講演会で初めて知ったことがたくさんありました。選挙の大切さがよく分かりました。大人になって選挙に投票できるようになったら、必ず自分一個人の意見・責任を持ち、ちゃんと投票しに行かなければいけないなと思いました。今回の講演会はとてもためになり、経験になりよかったと思いました。
3年生
 今までは選挙なんかではそこまで社会に影響しないと思っていたけど、今日のせんきょフォーラムを聞いて選挙の大切さを知り、未来の自分の一票で社会に大きく影響するんだなと思いました。

会場風景 船

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