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横浜開港資料館 平成17年度第4回企画展示
「創業の時代を生きた人びと
−黒船来航から明治憲法まで−」

展示期間など
(1)展示期間平成18年2月1日(水)から4月23日(日)まで
(2)開館時間午前9時30分から午後5時(入館は4時30分まで)
(3)入 館 料大人200円、小中学生100円
(4)休 館 日月曜日
(5)主  催横浜開港資料館
(6)共  催横浜市教育委員会
(7)後  援神奈川新聞社
展示趣旨など
(1)展示のねらい
 横浜は現在、人口360万人を擁する近代都市であり、世界に開かれた国際貿易港でもあります。その契機となったのは、幕末の開国・開港でした。東海道から離れ、江戸内湾に面した戸数わずか100ほどの半農半漁の村は、先ず日米和親条約締結の地となり、次いで諸外国との貿易港として歴史の檜舞台に登場し、以後日本を代表する海の玄関口として本格的な基盤整備が行われました。また、電信や鉄道、ガス灯がいち早く建設されるなど、日本近代化のモデル都市でもありました。
 今回の展示は、こうした横浜の建設や発展に尽くした有名無名の人びとの活躍を通して、幕末から明治へと新たな歩みを始めた日本のなかで横浜が果たした役割り、横浜と近代日本との関わりを考えてみようとするものです。
(2)展示の見どころ
 当館には、これまでに、市の内外から提供された横浜の歴史に関する様々な資料が収蔵されています。これらの歴史資料は一般閲覧に供するとともに、開館以来通算100近くを数える企画展示などを通じて、多くの人びとに紹介する試みを重ねてきました。
 今回の展示では、これらの歴史資料を駆使して、すでに多くの人に知られた事実を視点を変えたり、これまであまり人の目に触れなかった資料を選んで、横浜の発展に寄与した有名無名の人びとの活躍ぶりと足跡を紹介します。近く刊行予定の『収蔵資料総覧』と併せてこの展示をご覧いただければ、当館所蔵資料の利用がさらに便利になり、横浜の歴史もより身近に感じられます。
展示資料の概要
(1)展示資料点数 約150点
(2)主な展示資料
旧根岸村新井家に伝わる亜墨理駕船渡来日記 新井通夫氏蔵
 旧根岸村新井家に伝わる亜墨理駕船渡来日記 新井通夫氏蔵  根岸村(現在の横浜市中区)の旧家新井太左衛門家に伝来したもので、嘉永7年(1854)1月のペリー提督一行の来航から3月の下田回航までの様子が記されている。他の黒船渡来日記のように、献上品などが描かれた挿絵は少ないが、当時を詳細に伝える情報は豊富である。
港北区飯田家邸内の成島柳北碑
 港北区飯田家邸内の成島柳北碑  港北区綱島台の飯田家は、江戸時代に代々名主を勤め、明治時代には地域の発展に尽力した名望家である。その屋敷の植え込みのなかに、明治時代、朝野新聞社長として軽妙洒脱な筆をとっていた成島柳北の碑がある。この成島も横浜の文化の発展に貢献したひとりである。
ガス灯建築は未曾有の偉業であるとの天皇の意を伝えた県令の達し書 明治7年3月19日
 ガス灯建築は未曾有の偉業であるとの天皇の意を伝えた県令の達し書 明治7年3月19日  横浜の灯台寮に行幸した明治天皇は、ガス局も視察し、創業者の高島嘉右衛門と会い、宮内卿を通じて「ガス灯の建築は未曾有の偉業である」との意を伝えた。中島県令(現在の県知事)がこれを書面にして達したもので、高島家で大切に保管され、横浜の歴史を紐解く貴重な資料でもある。
国会開設を祝う横浜市民と山車 明治23年11月25日 彩色写真
 国会開設を祝う横浜市民と山車 明治23年11月25日 彩色写真  日本で最初の国会が召集された日の横浜の賑わいを描いた彩色写真である。中央は、明治3年に旧横浜町(海岸通・北仲通・本町・南仲通・弁天通の各筋)3丁目で製作された豪華な神功皇后の山車で、それを曳く人びとの法被の襟には「祝国会」の文字が見える。


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