ホテルエンパイア(俣野町)
ホテルエンパイアは1965年に建設されてから30年、ドリームランドのシンボルとして、遊園地を見守ってきました。東京ディズニーランドに対する舞浜のホテルといった関係でしょうか、当時はドリームランドで遊んで、泊まりはエンパイアといった家族連れも多かったとか。日本初の高層ホテルでしたが、必要な設備の改善ができないなどの理由で1995年営業終了。賑やかだった当時の姿について、お近くに住むひとたちにお話しを聞きました。
「昔は派手でした。結婚式を挙げると、ヘリコプターの遊覧飛行にご招待などのサービスをしてました。週末にはたくさんの見物客がやってきました。お客や親戚にはホテルに泊まってもらったこともありました」。「部屋は豪華で、王朝風、とにかく広かったですね。ほとんどスウィートで3部屋もありました。料金はルームチャージで1万5千円くらい」。「回転レストランには良く行きました。1回転が1時間、カレーが千円、コーヒーが5百円。お客は家族連れが中心。1階のレストランには池があって太鼓橋がかかっていたのが珍しかったですね」。「景色は最高でした、富士山、丹沢、箱根から伊豆半島、伊豆大島まで、天気の良い時は南アルプスまで見えました」。
ドリームハイツの上層階から見下ろしたドリームランドは、昔遊んだプールや観覧車も撤去され、すっかり生まれ変わりました。モノレールの線路も撤去が始まっています。昔の風景は消え去り、やがて新たな「こころに残る風景」が誕生することでしょう。
寒河江清さん、月野和陽右さん、家城重夫さん、山田治男さん、
取材へのご協力ありがとうございました。
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